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ピックルボールの基本ルール|初心者にもわかりやすく解説

2026.10.24

ピックルボールの基本ルール|初心者にもわかりやすく解説

最近、海外やSNSで話題のピックルボールをご存じですか?
「運動を始めたいけれど、ハードなスポーツは続かなそう」「一人で運動するより、楽しく体を動かしたい」方にぴったりのスポーツです。
ルールが難しそうと感じるかもしれませんが、最初に覚えたいポイントは4つだけです。
本記事では、サーブの打ち方や得点の数え方など、初心者が知りたい基本ルールをわかりやすく紹介します。

ピックルボールとは?初心者でも楽しめるラケットスポーツ

ピックルボールとは?初心者でも楽しめるラケットスポーツ

ピックルボールは、テニス・卓球・バドミントンの要素を取り入れたラケットスポーツです。アメリカ発祥で、日本でも楽しむ人が増えています。

コートが小さくボールの速度もゆるやかなため、運動経験が少なくてもラリーが続きやすいのが魅力の一つです。

ルールもシンプルで、初心者でもすぐにゲームを楽しめるでしょう。気軽に体を動かしたい方にも始めやすいスポーツと言えます。

最初からすべてのルールを覚える必要はありません。まずは、次の4つを押さえましょう。

ルール覚え方
サーブ対角線のサービスエリアに入れる
ツーバウンド最初の2球は1回ずつバウンドさせる
キッチンボレー(ボールがバウンドする前に打ち返すショット)は禁止
得点サーブ側が得点を獲得する

この4つがわかれば、ゲームの流れを掴みやすくなります。

ピックルボールのコート・道具・人数の基本

ピックルボールのコート・道具・人数の基本

ピックルボールを始める前に、コートの広さ・道具・人数の基本を紹介します。

ピックルボールのコートはバドミントンと同じ広さのコートで専用パドルと穴あきボールを使う

コートの広さは、バドミントンのダブルスコートと同じ、幅6.1m×長さ13.4mです。ネットの高さは中央で約86cmと低めで、体育館などのバドミントンコートを活用して楽しめる施設もあります。

道具は、専用のパドルと穴のあいたプラスチック製のボールの2つです。

パドルは弦のない板状で、テニスラケットより短くて扱いやすいのが特徴です。ボールは軽くて飛びすぎないため、初心者でもラリーが続けやすいでしょう。

基本はダブルス!1チーム2名で楽しむ手軽なスポーツ

ピックルボールは、1チーム2名で行うダブルスが基本です。コートが比較的小さいため、動く範囲が限られ、ペアでカバーし合いながらプレーできます。友人や家族と気軽に始められる点も魅力です。

1対1のシングルスもありますが、初心者はまずダブルスから始めるのがおすすめです。ペアとラリーを重ねるうちに、自然とルールにも慣れるでしょう。

1ゲームのおおまかな流れは?

1ゲームのおおまかな流れは?

1ゲームは、次の4ステップを繰り返して進みます。

  1. サーブ:サーブ権のあるチームが、対角線上のエリアにサーブを打つ
  2. レシーブ:相手チームがボールをバウンドさせて打ち返す
  3. ラリー:どちらかがミスをするまで、ボールを打ち合う
  4. 得点・サーブ権の移動:サーブ側が勝てば1点、レシーブ側が勝てばサーブ権が移る

先に規定の点数に達したチームがゲームの勝者です。流れさえ掴めば、細かなルールも理解しやすくなります。

サーブのルールは?初心者が失敗しない正しい打ち方

サーブのルールは?初心者が失敗しない正しい打ち方

サーブはラリーの最初の1球で、ミスをするとサーブ権を失います。初心者でも失敗しないよう、打ち方と狙う場所の2つのルールを押さえましょう。

ウエストより下からサーブを打つ

サーブは、ウエストより低い位置でボールを打つのがルールです。

パドルを下から上へ振り上げる、アンダーハンドで打ちます。テニスのように上から振り下ろすオーバーサーブはできません。

また、打つときは足がコートの中やラインに触れないよう、ベースラインの後ろに立ちましょう。力を強く入れず、ゆるやかな山なりのボールを意識すると、初心者でも失敗しにくくなります。

対角線のエリアを狙う

対角線のエリアを狙う

サーブは、自分が立つ位置から見て対角線上にある、相手コートのサービスエリアに入れるのがルールです。

サーブを打つ位置は、自分のチームの得点が偶数なら右側、奇数なら左側です。

ただし、ネット際のキッチンと呼ばれる場所には入れてはいけません。サービスエリアの奥を狙うイメージを持つと、ミスを防ぎやすいでしょう。

ネットに届かない場合や、エリアの外に出た場合は、ミスとなります。

ツーバウンドルール|ラリーの際に守るべき手順

ツーバウンドルールは、ラリーの最初の2球を必ずバウンドさせてから打つ、ピックルボール独特のルールです。これにより、サーブ側が有利になりすぎるのを防げます。守るべき手順は2つです。

サーブとレシーブは1回バウンドさせる

ラリーの1球目であるサーブは、相手コートで1回バウンドさせます。2球目のレシーブも同様に、サーブを打ったチームのコートで1回バウンドしてから打ち返します。

つまり、最初の2球はどちらのチームも直接打つことはできません。レシーブ側は、ボールが落ちてから打つため、サーブのスピードに慌てる必要がなくラリーを続けやすいと言えます。

3球目からボレー解禁できる

ボレーとは、ボールをバウンドさせず、空中にあるうちに直接打ち返すショットのことです。

ラリーの3球目、つまりサーブ側の2回目のショットからは、ボレーが使えるようになります。3球目以降は、両チームともバウンドさせてから打っても、ボレーで打っても構いません。

ただし、ボレーは次の見出しで解説するキッチンの外から打つ必要があります。最初の2球はバウンド、その後は自由と覚えると、迷わずプレーできるでしょう。

「キッチン(ノンボレーゾーン)」|ボレー禁止エリア

ノンボレーゾーン(キッチン)はネットから両側2.13mのエリア

キッチンとは、ネットの前に設けられた「ノンボレーゾーン」の通称です。ピックルボールの特徴といえるルールで、初心者が最もつまずきやすいポイントでもあります。仕組みを理解して、反則を防ぎましょう。

エリア内でのノーバウンド打球は禁止

キッチンは、ネット側にある決められたエリアです。キッチンの中や、ライン上に立った状態でボレーを打つことは禁止されています。

ボールがバウンドした後であれば、キッチン内に入っても問題なくキッチンから打ち返せます。ボレーを打った勢いでキッチンに足を踏み入れてしまうのも反則です。キッチン=立ち入り禁止ではなく、ボレー禁止と覚えましょう。

ボレーを打つ際は、キッチンのラインより手前に立つよう意識することが大切です。

キッチンがあるから面白い!力任せにならない戦術性が醍醐味

キッチンがあることで、ネット際に立って強打を連発する展開を防げます。強く打つだけでは点が取れないため、ネット際にやさしく落とす「ディンク」など、相手が返しにくい場所を狙う駆け引きが生まれます。

パワーよりも考えるプレーが重視されるので、年齢や体力に関係なく対等に勝負しやすいでしょう。ラリーが続く楽しさは、キッチンがあるからこそ味わえるものだと言えます。

ピックルボールの得点の数え方は?勝敗とスコアコール方法

ピックルボールの得点の数え方は?勝敗とスコアコール方法

得点の数え方は、テニスや卓球とは異なります。サイドアウト制という独自の方式を採用しているため、最初は戸惑うかもしれません。得点の入り方、勝敗の決まり方、スコアの声の出し方の3つを順に押さえましょう。

得点はサイドアウト制!サーブ権があるときのみ加点される

基本的なダブルスでは、サーブ権を持つチームがラリーに勝つと1点入ります。

レシーブ側がラリーに勝った場合は、得点ではなく移るのはサーブ権です。

ダブルスでは、サーブ側の2人が順番にサーブを打ち、2人ともサーブ権を失うと相手チームへ移ります。

ただし、ゲーム開始時のサーブ側だけは、最初のミスですぐにサーブ権が移ります。

11点先取かつ2点差がついた時点でそのゲームの勝敗が決まる

1ゲームは11点先取で、2点差がついた時点で勝敗が決まります。

10対10のように並んだ場合は、2点差がつくまでゲームが続きます。たとえば、11対10では終わらず、12対10や13対11などで決着です。

大会などでは15点や21点で行われる場合もありますが、まずは11点で覚えておけば十分です。試合形式は1ゲームのみのほか、3ゲーム中2ゲームを先取する形式もあります。

「自分の点・相手の点・サーバー番号」の順で声を出す

ダブルスでは、サーブを打つ前に「自分のチームの点数→相手チームの点数→サーバー番号」の順にスコアを声に出します。

たとえば「3・5・2」であれば、自分たちが3点、相手が5点で、2人目のサーバーが打つという意味です。ゲーム開始時は「0・0・2」とコールします。

サーバー自身がコールするのが基本で、全員が現在の状況を把握するための大切なルールです。声に出すうちに、点数の流れも自然と身につくでしょう。

ボールがラインに触れたらどうなる?イン・アウトとフォルト(失点)の基準

ボールがラインに触れたらどうなる?イン・アウトとフォルト(失点)の基準

ボールがラインに触れたときの判定は、初心者が迷いやすいポイントです。基本のルールと例外、失点につながる代表的なフォルトを確認しましょう。

判定どんなとき?覚え方
インボールの一部がラインに触れているラインに触れれば基本はイン (サーブの場合はミスになる)
アウトボールがコートのラインより外に落ちるラインに触れていなければアウト
フォルトサーブが決められた場所に入らない
キッチンでボレーする など
ルール違反やミス

基本はライン上なら「イン」!ただしキッチンのラインだけは例外

ボールの一部でもラインに触れていれば、「イン」と判定されます。サイドラインやベースラインぎりぎりに落ちたボールも、有効なショットです。

この考え方は、ラリー中であればキッチンのラインでも同じです。

ただしサーブだけは例外で、キッチンのラインに落ちるとミス(フォルト)になります。サーブはキッチンを越えた先に落とすことを意識しましょう。

どんなときに失点する?初心者が覚えておきたい代表的なフォルト例

代表的なフォルト(失点)には、次のようなものがあります。

  • サーブをウエストより高い位置で打つ
  • ボールがネットにかかる、またはコート外にでる
  • ツーバウンドルールを守らずにボレーする
  • キッチン内でノーバウンド打球をする

ルールを守ってミスを減らすことが勝利への第一歩です!

ルールを理解すれば誰でも楽しめる!心と体を満たす運動習慣を始めよう

ルールを理解すれば誰でも楽しめる!心と体を満たす運動習慣を始めよう

ピックルボールは、基本のルールを理解すれば初心者でも始めやすいスポーツです。ラリーを楽しみながら体を動かせるため、運動不足の解消や気分転換にもつながります。

何か運動を始めたいと考えている方は、楽しみながら体を動かせるピックルボールから始めてみてはいかがでしょうか。

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山下えり

監修:山下えり

ライター

看護師として医療現場で勤務する傍ら、医療・健康分野を中心に記事執筆を行う。自身も産後に体型の変化をきっかけに筋力トレーニングと食事管理を行い、15kgの減量を経験。医療職としての知識と自身のトレーニング経験を活かし、初心者でも取り組みやすい健康的な身体づくりを発信している。

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